りゅう‐ふう【流風】
1 後世に伝わり残る先人の教化。先人の残した美風。 2 風潮の広まること。流行の風潮。「凡俗の—に雷同して」〈福沢・福翁百話〉 3 その流派の風(ふう)。また、その流儀の趣。
りゅう‐ほう【流芳】
名を後世に残すこと。また、後世に伝わる名声。
竜門(りゅうもん)原上(げんじょう)の土(つち)に骨(ほね)を埋(うず)むとも名(な)を埋(う)めず
《白居易「題故元少尹集」から。元宗簡の遺文の序として述べた句で、肉体は竜門に葬られたが、書き残した遺文30巻は立派なものなので、その名声は後世に残るという意》死後に立派な名を残すこと。
リュブリャーナ‐じょう【リュブリャーナ城】
《Ljubljanski grad》スロベニアの首都リュブリャーナにある城。12世紀半ば以前の創建。14世紀以降、ハプスブルク家の所有となった。15世紀末に造られたゴシック様式の礼拝堂を除き、1...
れい‐しょ【隷書】
漢字の書体の一。秦の程邈(ていばく)が小篆(しょうてん)を簡略化して作ったものといわれる。漢代に装飾的になり、後世、これを八分(はっぷん)または漢隷、それ以前のものを古隷といって区別した。現在は...
レガシー【legacy】
1 遺産。先人の遺物。 2 時代遅れのもの。「—システム」 [補説]本来、過去に築かれた、精神的・物理的遺産の意であるが、近年、「首相としてのレガシーを作る」のように、後世に業績として評価される...
ろく【禄】
1 官に仕える者に下付される給与。律令制では絁(あしぎぬ)・綿・布・鍬(くわ)・穀物などが身分に応じて与えられたが、後世は知行地・扶持米(ふちまい)・給金などに変わった。給与。給金。扶持。 2 ...
わくらば【邂逅】
[形動ナリ]《後世は「わくらは」とも》まれに。偶然に。「人となることは難(かた)きを—になれる我(あ)が身は」〈万・一七八五〉
わた【海】
《後世は「わだ」とも》うみ。「荘船(かざりぶね)一艘(ふな)、—の浦に迎ふ」〈岩崎本推古紀〉