ごしょう‐らく【後生楽】
[名・形動] 1 後生は安楽と思って安心すること。 2 心配事も苦にしないで、のんきなこと。また、そのさまや、そのような人。ののしったり、しかったりするときにもいう。「あの地震を知らないとは—な人だ」
ご‐せ【後世】
仏語。 1 死後の世界。あの世。来世。後生(ごしょう)。のちのよ。「—を弔う」→現世(げんせ) →前世(ぜんせ) 2 来世の安楽。「—を願う」
さん‐しょう【三生】
仏語。前生・今生・後生の三つ。三世(さんぜ)。
しょくぶつ‐きょく【植物極】
後生動物の卵の主軸によって定まる二つの極の一。端黄卵ではここに卵黄が多く、全割卵ではここが内胚葉になる。→動物極
せんもう‐うんどう【繊毛運動】
繊毛虫類の体表や後生動物の体腔壁などにある繊毛の運動。オール状に動き、移動や摂食のために水流を起こしたり、老廃物を排出したりする働きをする。
ぜん‐しょ【善処】
[名](スル) 1 適切に処置すること。「事情に応じて—する」 2 (「善所」とも書く)仏語。来世に生まれるべきよい場所。人界・天上・諸仏の浄土など。「後生(ごしょう)—」
ぜん‐しょう【前生】
仏語。この世に生まれる前の世。前世(ぜんせ)。→後生(ごしょう) →今生(こんじょう)
そくせい‐どうぶつ【側生動物】
海綿動物のこと。原生動物から後生動物に進化する系統から枝分かれしている意味でいう。
たいこう‐どうぶつ【体腔動物】
体腔をもつ後生動物の総称。扁形(へんけい)動物以上の高等動物をいう。
ちゅうせい‐どうぶつ【中生動物】
動物界の一門。体はきわめて単純な形で、原生動物と後生動物との中間形、または多細胞動物が寄生により退化したものとする説がある。タコの腎嚢(じんのう)に寄生する二胚虫(にはいちゅう)などが含まれる。