ぞく‐じゅう【属従】
[名](スル)付き従うこと。また、そのもの。「列国の大軍、之に—するあり」〈竜渓・経国美談〉
ちょう‐じゅう【聴従】
[名](スル)他人の言うことを聞いてそれに従うこと。「結句この熱心な勧告に—する事になった」〈芥川・鼻〉
つい‐しょう【追従】
[名](スル) 1 他人の気に入るような言動をすること。こびへつらうこと。また、その言動。「お—を言う」「顧客に—する」 2 「ついじゅう(追従)」に同じ。「雛遊(ひひなあそ)びの—をもねんごろ...
つい‐じゅう【追従】
[名](スル)あとにつき従うこと。また、人の意見に従うこと。追随。「権力に—する」→ついしょう(追従)
つい‐そう【追従】
《「そう」は「しょう」の直音表記》「ついじゅう(追従)」に同じ。「それかれこそ—する者はあなれ」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉
てき‐じゅう【適従】
[名](スル)よりどころとして従うこと。「先哲の教えに—する」
にん‐じゅう【忍従】
[名](スル)がまんして従うこと。「辛い境遇に—する」
ばい‐じゅう【陪従】
[名](スル)⇒べいじゅう(陪従)
ひ‐じじゅう【非侍従】
中務省(なかつかさしょう)の臨時の官人。侍従・次侍従の官を経ないで天皇に侍する者。
ひろい【従】
[接頭]《「ひろ(広)き」の音変化》同じ位階のうち、低いほうであることを示す。正位を「おおい」というのに対する。「従八位」を「ひろいやつのくらい」とよむ類。