お‐さがり【御下(が)り】
1 「下がり4」に同じ。「兄さんの—でがまんする」 2 神仏の供物を下げたもの。 3 客に出した飲食物の残り。 4 都会から地方へ行くことを京都でいう。 5 (「御降り」とも書く)正月三が日に降...
お‐さげ【御下げ】
1 少女の髪の結い方の一。長い髪を編んで肩のあたりに垂らしたもの。お下げ髪。下げ髪。 2 女帯の結び方の一。両端を垂れ下げたもの。下げ帯。
おさげ‐がみ【御下げ髪】
「御下げ1」に同じ。
お‐した【御下】
1 天皇が食べた食事の残り。おさがり。おろし。 2 昔、宮中に仕えた女房のうち、格式の最も下の者。下﨟(げろう)。 3 下男・下女のこと。
お‐したじ【御下地】
「下地4」の美化語。醤油(しょうゆ)。
おした‐の‐わかいしゅ【御下の若い衆】
昔、歌舞伎の最下級の役者の呼び名。稲荷町(いなりまち)。
お‐しも【御下】
1 「下(しも)」の美化語。大小便。また、便所。「病人の—の世話をする」 2 宮中や貴人の家に仕えた女性。もと、内侍に次ぐ女官の敬称。