お‐みず【御水】
1 水を丁寧にいう語。また、神事・仏事などに用いられる水。「—取り」 2 俗に、水商売や、水商売で生計を立てる人のこと。
おみず‐かり【御水借り】
雨乞いの一方式。信仰している社寺の神水を持ち帰って、日照りの田畑にかけると降雨があるというもの。神水は手から手へ移して持ち帰り、途中で休むと、そこに雨が降るという。
お‐みずとり【御水取り】
奈良東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)のこと。3月12日(もとは陰暦2月12日)の深夜から明け方にかけて、堂前の若狭井(わかさい)から香水(こうずい)をくみ、本堂内陣に運ぶ儀式があるところから、こ...
み‐もい【御水】
《「もい」は、元来、水をいれる器の意》水。「飛鳥井は、—も寒し、とほめたるこそをかしけれ」〈枕・一六八〉