うたき【御岳】
沖縄地方で、村の中心となる聖地。老木の生い茂った森に自然石などがあり、祝女(のろ)が神に祈る場所とされている。おたけ。→斎場(せいふぁあ)御岳 →園比屋武(そのひゃん)御岳石門
お【御】
[接頭]《「おん(御)」の音変化で、中世以降の成立》 1 名詞に付く。 ㋐尊敬の意を表す。相手または第三者に属するものに付いて、その所属、所有者を敬う場合と、敬うべき人に対する自己の物や行為に付...
お‐あい【御相/御間】
酒席で、主人と客の間に入って酒の相手をすること。また、その人。お相手。「しっかりしてもう一杯、アア、いくじのねえ—だ」〈魯文・安愚楽鍋〉
お‐あいこ【御相こ】
「相こ」に同じ。「これで貸し借りなしの—だ」
お‐あいそ【御愛想】
《「おあいそう」とも》 1 「愛想(あいそ)3㋐」に同じ。「—を言う」「—にあいさつだけして帰る」 2 「愛想3㋒」に同じ。「おにいさん、—」 3 「愛想3㋑」の丁寧な言い方。「何の—もできず失...
お‐あいそう【御愛想】
⇒おあいそ(御愛想)
お‐あいだ【御間】
1 不用になること。おろそかにされること。「陸汽車(おかじょうき)とやらが彼是(あちこち)に落成(でき)たが…人車(じんりき)も馬車も—だが、一体ありゃ何の利益(ため)かね」〈松田敏足・文明田舎...
おあいにく‐さま【御生憎様】
[形動]《「生憎(あいにく)」を丁寧にいう語》相手の希望に応じられず申し訳ないという気持ちを表す語。皮肉の気持ちを込めていうこともある。「まことに—なことですが、主人は出かけております」「—、た...
お‐あし【御足/御銭】
《女房詞から》おかね。ぜに。「—をためる」→足6
お‐あずけ【御預け】
1 犬などの前に食物を置き、許しを出すまでは食べさせないこと。 2 約束や計画だけで、実施が保留されること。「旅行は当分—になった」「—を食う」 3 「預け2」に同じ。 4 「御預人(おあずけに...