お‐だぶつ【御陀仏】
《往生際に阿弥陀仏(あみだぶつ)の名を唱える意から》 1 死ぬこと。「この高さから落ちたら—だ」 2 物事がだめになること。また、失敗に終わること。「計画が—になる」
お‐ち【御乳】
《「御乳の人」の略》貴人の乳母。「涙は—が胸の内」〈浄・先代萩〉
お‐ちかづき【御近付き】
「近付き」に同じ。「—になれて光栄です」
お‐ちからおとし【御力落(と)し】
「力落とし」の尊敬語。「どうか—になりませんよう」
お‐ちご【御稚児/御児】
1 「稚児(ちご)3・4」に同じ。 2 「稚児髷(ちごまげ)」に同じ。
おちご‐なり【御稚児成り】
祭礼などのとき、稚児が行列をつくって練り歩くこと。稚児行道(ちごぎょうどう)。
おちご‐わげ【御稚児髷】
⇒稚児髷(ちごまげ)
おち‐の‐ひと【御乳の人】
貴人の子の乳母。江戸時代、乳を飲ませる「お差し」、抱くだけの「抱き乳母」に対して、幼児の保育全般に携わった婦人の称。おち。「—の滋野井殿(しげのいどの)」〈浄・丹波与作〉
お‐ちゃ【御茶】
1 「茶」の美化語。 2 仕事の合間の小休憩。「そろそろ—にしよう」 3 茶の湯。「—を習う」
お‐ちゃうけ【御茶請け】
「茶請け」の美化語。