とく【得】
[名・形動] 1 (「徳」とも書く)利益を得ること。もうけること。有利であること。また、そのさま。「一文の—にもならない」「—な性分」⇔損。 2 成就すること。成功すること。「つつしめるは—の本...
とく【徳】
1 精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。「—が高い」「—を修める」→徳目 2 めぐみ。恩恵。神仏などの加護。「—をさずかる」「—を施す」 3 ⇒得(とく)1 4 富。財産。「—いか...
とく【徳】
[音]トク(呉)(漢) [学習漢字]4年 1 りっぱな行いや品性。「徳育・徳義・徳行・徳望/悪徳・威徳・学徳・公徳・高徳・人徳・仁徳・道徳・背徳・美徳・不徳」 2 すぐれた人格者。「碩徳(せきと...
とく‐いく【徳育】
道徳心のある、情操豊かな人間性を養うための教育。知育や体育に対する。
とくがわ【徳川】
姓氏の一。 江戸幕府の将軍家。もと三河賀茂郡松平郷の土豪で松平氏を称したが、家康のとき徳川と改称。 [補説]「徳川」姓の人物徳川家定(とくがわいえさだ)徳川家達(とくがわいえさと)徳川家重(...
とくがわきんれいこう【徳川禁令考】
明治時代、司法省によって編纂(へんさん)された江戸幕府の法令集。102巻。江戸時代の法制・政治・経済などを研究する上での重要史料。
とくがわ‐じだい【徳川時代】
⇒江戸時代(えどじだい)
とくがわじっき【徳川実紀】
江戸後期の史書。516冊。江戸幕府が大学頭林述斎を総裁として、成島司直らに編修させたもの。文化6年(1809)起稿、嘉永2年(1849)完成。徳川家康から第10代家治までの、歴代将軍ごとに区分し...
とくがわのふじんたち【徳川の夫人たち】
吉屋信子による歴史小説。徳川家光の側室、お万の方の生涯を描く。昭和41年(1966)、「朝日新聞」に連載。翌年には同紙の日曜版に続編の連載を開始。続編では大奥に生きた女性たちのさまざまな人生を連...
とくがわ‐ばくふ【徳川幕府】
⇒江戸幕府(えどばくふ)