ほ‐しょう【補償】
[名](スル) 1 損失を補って、つぐなうこと。特に、損害賠償として、財産や健康上の損失を金銭でつぐなうこと。「労働災害を—する」「公害—裁判」「—金」 2 心理学で、身体的・精神的な原因によっ...
ほ‐じ【保持】
[名](スル) 1 保ちつづけること。持ちつづけること。「タイトルを—する」 2 心理学で、記憶痕跡が存続していること。一度記憶したことが潜在的に残っていること。把持(はじ)。
ぼうえい‐きせい【防衛機制】
心理学で、不快・欲求不満や葛藤(かっとう)などから無意識に自分を守ろうとして働く適応のしかたのこと。補償・合理化・投射(投影)・昇華などがある。適応機制。防衛機構。
ボルグ‐スケール【Borg scale】
運動の際の疲労度を表す主観的運動強度(RPE)の尺度の一つ。スウェーデンの心理学者G=ボルグが考案。安静状態に相当する6から疲労困憊(こんぱい)の20までの指数で表され、指数を10倍すると、ほぼ...
ポンゾ‐さくし【ポンゾ錯視】
《Ponzo illusion》錯視の一つ。上方で一端を接する2本の線分の間に、平行する同じ長さの2本の線分がある場合、上の線分が下の線分よりも長く見えること。イタリアの心理学者ポンゾが発表。
マクドナルド【Ross Macdonald】
[1915〜1983]米国の推理小説家。本名はケネス=ミラー(Kenneth Millar)。ハメットやチャンドラーのハードボイルドを継承する簡潔で力強い文体で、社会の闇や人間の心理を巧みに描い...
まなづる【真鶴】
志賀直哉の短編小説。大正9年(1920)発表。恋と知らず年上の女性に惹かれる少年の心理を描く。 川上弘美の長編小説。「文学界」誌に平成17年(2005)から平成18年(2006)にかけて連載...
まな・ぶ【学ぶ】
《「まねぶ」と同語源》 [動バ五(四)] 1 勉強する。学問をする。「大学で心理学を—・ぶ」「同じ学校で—・んだ仲間」 2 教えを受けたり見習ったりして、知識や技芸を身につける。習得する。「よ...
マルトリートメント【maltreatment】
不適切なかかわり。特に、大人の子供に対する不適切な養育や関わり方をいい、身体的・性的・心理的虐待とネグレクトを包括的に指す。 [補説]厚生労働省が示す児童虐待の定義に相当する。
みひつ‐の‐こい【未必の故意】
犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の心理状態。→故意 [補説]作品名別項。→未必の故意