しん‐し【心思】
こころ。思い。考え。「或は—を労し、或は肢体を苦しめて」〈中村訳・西国立志編〉
しん‐しっかん【心疾患】
心臓およびその周りにある冠動脈や心膜に起こる病気の総称。心臓病。
しんしっかん‐しゅうちゅうちりょうしつ【心疾患集中治療室】
⇒シー‐シー‐ユー(CCU)
しん‐しつ【心室】
心臓の下方を占める、厚い筋肉でできている部屋。鳥類・哺乳類では心室中隔によって左右両室に隔てられる。右心室は静脈血を肺動脈へ、左心室は動脈血を大動脈へ送り出すポンプの役割をする。
しん‐しつ【心疾】
気の病。心労から起こる気の病。
しんしつ‐さいどう【心室細動】
心室の筋肉が不規則に収縮(細動)する状態。この状態で心臓は血液を送り出せない。心筋障害・心筋梗塞(こうそく)などでみられる。除細動などの治療が行われる。Vf(Ventricular fibril...
しんしつ‐ちゅうかく【心室中隔】
心臓の右心室と左心室の間を隔てる筋肉の壁。
しんしつちゅうかくけっそん‐しょう【心室中隔欠損症】
心臓の左右の心室の間にある心室中隔と呼ばれる壁に穴が開いている病気。血液が左心室から右心室にもれて再び肺に流れ込むため、肺と心臓に負担がかかる。自然に閉鎖する場合もあるが、穴の大きさや場所によっ...
しんしつ‐ひんぱく【心室頻拍】
心室の一部で異常な電気刺激が発生し、脈拍が異常に早くなる状態。1分間に100回以上の拍動が3拍以上続くものを心室頻拍という。頻脈性不整脈の一つ。 [補説]心室の一部で筋肉が変性し、電気刺激がその...
しんしゃ‐ずほう【心射図法】
地図投影法の一。地球に接する平面に、地球の中心から投影する図法。接点を離れるにつれ図は著しく拡大され、半球以上を表すことはできないが、図上の二点を結ぶ直線が、地球上のその二点間の最短経路を表す。...