いみ‐び【斎火/忌(み)火】
⇒いむび
いむ‐び【斎火/忌(む)火】
不浄を斎み清めた火。火鑽(ひき)りでおこし、神饌(しんせん)の調理など神事に用いた。いみび。
いもい【斎/忌】
1 精進潔斎。物忌み。「御正日(おしゃうにち)には、上下の人々、皆—して」〈源・幻〉 2 精進料理。「—の御鉢まゐるべきを」〈源・若菜下〉
いや‐じ【忌地/厭地】
⇒いやち
いや‐ち【忌地/厭地】
《「いやぢ」とも》作物を連作した場合、生育が悪くなり、収穫が少なくなること。エンドウ・トマト・ナスなどに起こりやすい。連作障害。
いみ‐べ【斎部/忌部】
⇒いんべ
いむ‐べ【斎部/忌部】
⇒いんべ
いんべ【斎部/忌部】
《「いみべ」の音変化》姓氏の一。大和朝廷で中臣(なかとみ)氏と並んで祭祀(さいし)をつかさどった一族。平安初期に忌部を斎部と改称。いむべ。 [補説]「斎部/忌部」姓の人物斎部広成(いんべのひろなり)
き【忌】
1 死者の喪に服して慎む一定の日数。忌中。喪中。いみ。「—にこもる」 2 死者の命日。「一周—」「芭蕉—」→忌日[補説]
き【忌】
[常用漢字] [音]キ(漢) [訓]いむ いまわしい 1 いやなこととして避ける。恐れはばかる。「忌諱(きき・きい)・忌憚(きたん)・忌避/禁忌・嫌忌・猜忌(さいき)」 2 死者の命日。「忌日(...