ぼう【忘】
[音]ボウ(バウ)(漢) [訓]わすれる [学習漢字]6年 記憶がなくなる。わすれる。「忘恩・忘我・忘却・忘年会/健忘・備忘録」
ぼう‐おん【忘恩】
恩を忘れること。恩知らず。
ぼうおん【忘音】
飯田竜太の第4句集。昭和43年(1968)刊行。第20回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。
ぼう‐が【忘我】
夢中になって、我を忘れること。心を奪われうっとりすること。「—の境に入(い)る」
ぼう‐きゃく【忘却】
[名](スル)すっかり忘れてしまうこと。忘れ去ること。「—のかなた」「—し得ないできごと」
ぼう‐けい【忘形】
1 自己を超越して、無為自然の道を悟ること。 2 容姿・地位など形式的なものを問題にしないこと。隔てのないこと。「—の友」
忘形(ぼうけい)の交(まじ)わり
《「唐書」孟郊伝から》身分や貧富などを問題にしない交わり。隔てのない交わり。
ぼう‐しつ【忘失】
[名](スル) 1 すっかり忘れてしまうこと。忘却。「先方の名前を—する」 2 忘れてなくすこと。「書類を—する」
ぼう・ずる【忘ずる】
[動サ変][文]ばう・ず[サ変] 1 わすれる。忘却する。「故郷—・じがたし」 2 (「前後を忘ずる」「思いに忘ずる」などの形で)正気を失う。われを忘れる。「前後を失ひ、思ひに—・じ果ててぞ居た...
ぼう‐ねん【忘年】
1 年末に、その1年にあった苦労を忘れること。年忘れ。《季 冬》 2 相手との年齢の違いを忘れること。「—の交わり」