おん‐ねん【怨念】
うらみのこもった思い。うらみに思う気持ち。「—を晴らす」
かい‐がいねん【下位概念】
論理学で、二つの概念が包括・被包括の関係にあるとき、包括されるほうの概念。例えば、生物に対する動物や植物。低級概念。⇔上位概念。
かん‐ねん【観念】
[名](スル) 1 物事に対してもつ考え。「時間の—がない」「固定—」 2 あきらめて、状況を受け入れること。覚悟すること。「もうこれまでと—する」 3 哲学で、人間が意識の対象についてもつ、主...
がい‐ねん【概念】
1 物事の概括的な意味内容。「—をつかむ」「文学という—から外れる」 2 《concept》形式論理学で、事物の本質をとらえる思考の形式。個々に共通な特徴が抽象によって抽出され、それ以外の性質は...
き‐ねん【祈念】
[名](スル)神仏に、願いがかなうように祈ること。「世界の平和を—する」
き‐ねん【記念】
[名](スル) 1 思い出となるように残しておくこと。また、そのもの。「卒業を—して写真を撮る」「—品」 2 過去の出来事・人物などを思い起こし、心を新たにすること。「創立五〇周年を—する式典」...
きょうはく‐かんねん【強迫観念】
考えまいとしても脳裏に浮かび、自分の意志では払いのけることのできない観念。「—にとらわれる」
ぎ‐ねん【疑念】
うたがわしく思う気持ち。うたがい。「—を抱く」「—が晴れる」
ぎょう‐ねん【凝念】
思いをこらすこと。また、その思い。
ぐたい‐がいねん【具体概念】
1 いろいろな属性を有する主体としての事物を示す対象概念。⇔抽象概念。 2 直接に経験される個物を示す単独概念。 3 事物相互の連関を明らかにして事態を全面的にとらえる概念。