いかなるほしのもとに【如何なる星の下に】
高見順の長編小説。浅草を舞台に、小説家の「私」がレビューの踊り子に思いを寄せるさまを描く。昭和14年(1939)1月から翌昭和15年(1940)3月まで「文芸」誌に連載。単行本は昭和15年(19...
おもい‐いれ【思い入れ】
[名] 1 深く思いを寄せること。また、その思い。執心。「著者の—が感じられる作品」 2 俳優が無言のうちに気持ちを表情やしぐさで表すこと。また、その演技。 3 思わく。見込み。予想。「—違ひ...
おもい‐つ・く【思い付く】
[動カ五(四)] 1 ある考えがふと心に浮かぶ。考えつく。「いいアイデアを—・く」 2 忘れていたことを思い出す。「急用を—・く」 3 思いを寄せる。好意をもつ。恋い慕う。「頗(すこぶ)る付き...
こい【恋】
1 特定の人に強くひかれること。また、切ないまでに深く思いを寄せること。恋愛。「—に落ちる」「—に破れる」 2 土地・植物・季節などに思いを寄せること。「明日香川川淀さらず立つ霧の思ひ過ぐべき—...
こが・れる【焦がれる】
[動ラ下一][文]こが・る[ラ下二] 1 いちずに、激しく恋い慕う。切ないまでに思いを寄せる。「長年—・れた相手と結婚する」「故郷に—・れる」 2 そうなりたいと強く望む。「女優に—・れる」 3...
心(こころ)が引(ひ)か◦れる
好意を寄せる。思いを寄せる。「人柄のよさに—◦れる」
心(こころ)付(つ)・く
(「付く」が四段活用の場合) 1 愛情や関心が生じる。執心する。「御娘たちの住まひ給ふらむ御ありさま思ひやりつつ、—・く人もあるべし」〈源・椎本〉 2 物心がつく。分別がつく。「—・きなば、僧...
こころ‐ひそか【心密か】
[形動][文][ナリ]自分の心の中だけでそっと思っているさま。人知れず。「—な期待」「—に思いを寄せる」
ひそ‐か【密か/窃か/私か】
[形動][文][ナリ] 1 人に知られないように物事をするさま。「—に計画する」「—に思いを寄せる」 2 公のものを私物化するさま。「(清盛ハ)ほしいままに国威を—にし」〈平家・四〉
ひた‐ぶる【頓/一向】
[形動][文][ナリ] 1 いちずなさま。ひたすら。「—な態度」「—に思いを寄せる」 2 完全にその状態であるさま。「—に煙にだになし果ててむと思ほして」〈源・夕霧〉 3 向こう見ずなさま。また...