こい‐づか【恋塚】
恋のために死んだ人を葬った塚。特に、京都の鳥羽にある袈裟御前(けさごぜん)の墓。
こい‐づま【恋妻】
恋しく思う女性、または妻。「我(あ)が—を見むよしもがも」〈万・二三七一〉
こいとアフリカ【恋とアフリカ】
阿部知二の短編小説集。昭和5年(1930)刊行。
こい‐なか【恋仲】
互いに恋い慕っている間柄。
恋(こい)に上下(じょうげ)の差別(さべつ)無(な)し
恋愛感情には身分による上下の区別はない。恋に上下の隔(へだ)て無し。
恋(こい)に上下(じょうげ)の隔(へだ)て無(な)し
⇒恋に上下の差別無し
こい‐にょうぼう【恋女房】
恋しあって結婚した妻。結婚後も深く愛している妻。こいづま。
こいにょうぼうそめわけたづな【恋女房染分手綱】
浄瑠璃。時代物。13段。吉田冠子(よしだかんし)・三好松洛合作。宝暦元年(1751)大坂竹本座初演。近松門左衛門の「丹波与作待夜(たんばよさくまつよ)の小室節(こむろぶし)」の改作。10段目の「...
こい‐ねこ【恋猫】
さかりのついた猫。《季 春》「—の恋する猫で押し通す/耕衣」
こい‐の‐うた【恋の歌】
1 「恋歌(こいうた)」に同じ。 2 古今和歌集以後の歌集の部立ての一。恋愛の歌を集めた部分。また、その部分の歌。