あいて‐やく【相手役】
演劇などで、役柄の上で相手となる人。多く、主役の恋人役をいう。また一般に、何かを一緒に行う一方の人。
あいとぐうぜんとのたわむれ【愛と偶然との戯れ】
《原題、(フランス)Le Jeu de l'amour et du hasard》マリボーの喜劇。1730年発表。3幕散文。親が決めた婚約者の人柄を見極めようと、互いに召使と役割を取り替えて出会...
あいのぎじゅつ【愛の技術】
《原題、(ラテン)Ars amatoria》古代ローマの詩人、オウィディウスによる叙情詩。紀元1年頃の作品。全3巻からなる恋愛指南書で、1、2巻が男性向け、3巻が女性向けの内容。性的描写が露骨だ...
あいのみずうみ‐こうえん【愛の湖公園】
ベルギー北西部の都市ブルッヘにある公園。旧市街南部に位置する。かつての運河の内港だった場所で、現在は水門が閉じられて湖となっている。名称は、敵兵に恋をした娘ミンナの伝説に由来する。ミンネワーテル公園。
あいのりょうぶん【愛の領分】
藤田宜永の小説。熟年男女の恋愛を描く。平成13年(2001)刊。同年、第125回直木賞受賞。
アイバンホー【Ivanhoe】
ウォルター=スコットの長編歴史小説。1819年刊。リチャード1世の騎士アイバンホー、伝説的英雄ロビン=フッドなどが登場する恋と冒険の物語。
アイーダ【Aida】
ベルディ作曲のオペラ。1871年、カイロの歌劇場の杮(こけら)落としで初演。エジプト軍に捕らえられたエチオピアの王女アイーダと、エジプトの武将ラダメスとの悲恋が主題。
あおいむぎ【青い麦】
《原題、(フランス)Le blé en herbe》コレットの小説。1923年刊。ブルターニュ地方の海辺の自然を背景に、幼なじみの少年少女の恋と性への目覚めを描く。
あお‐つづら【青葛】
1 ツヅラフジの別名。 2 「つる」を繰るところから「くる」「くるし」「くるる」などを導く序詞を構成する語。「山がつの垣ほに這へる—人は来れども言伝てもなし」〈古今・恋四〉
あおやぎ‐の【青柳の】
[枕]《青柳の糸のような枝を鬘(かずら)にかける意から》「いと」「かずら」などにかかる。「—いと定めなき人の心を」〈拾遺・恋三〉