かい【悔】
[常用漢字] [音]カイ(クヮイ)(漢) ケ(呉) [訓]くいる くやむ くやしい 〈カイ〉失敗や過ちを残念に思う。くいる。「悔悟・悔恨・悔悛(かいしゅん)/後悔・追悔」 〈ケ〉に同じ。「...
かい‐こん【悔恨】
[名](スル)過ちを後悔して残念に思うこと。「—の情」「是余が非徳の致す所—するとも曷(なん)ぞ及ばん」〈染崎延房・近世紀聞〉
かい‐ご【悔悟】
[名](スル)自分のした事の悪かったことを認めて後悔すること。「前非を—する」
かい‐しゅん【悔悛】
[名](スル) 1 犯した罪を悔い改めること。改悛。 2 キリスト教で、過去の罪を悔いて、神の赦しを請うこと。
かいしゅんするせいペテロ【悔悛する聖ペテロ】
《原題、(スペイン)Las lágrimas de san Pedro》エル=グレコの絵画。カンバスに油彩。縦125センチ、横108センチ。使徒ペテロがキリストの弟子であることを問われて3度否認...
かいしゅんするマグダラのマリア【悔悛するマグダラのマリア】
《原題、(スペイン)Magdalena penitente》エル=グレコの絵画。カンバスに油彩。縦108センチ、横101センチ。岩山の脇で悔悛の涙を流すマリア=マグダレナを描く。マサチューセッツ...
かいしゅん‐の‐ひせき【悔悛の秘跡】
「ゆるしの秘跡」の旧称。
くい【悔い】
後悔すること。「—のない青春」「—を残す」
くい‐あらため【悔(い)改め】
キリスト教で、自らの罪を懺悔(ざんげ)して神にゆるしを願うこと。→痛悔(つうかい)
くい‐あらた・める【悔(い)改める】
[動マ下一][文]くいあらた・む[マ下二]過去の過ちを反省して心がけを変える。「これまでの非行を—・める」