なやまし・い【悩ましい】
[形][文]なやま・し[シク]《動詞「なや(悩)む」の形容詞化》 1 悩むことがあって苦しい。難儀である。「焦りと苛立ちの—・い日々を送る」 2 官能が刺激されて、心が平静でいられない。「—・い...
なやま・す【悩ます】
[動サ五(四)]悩むようにする。苦しめる。「頭を—・す」「腰痛に—・される」
なやみ【悩み】
1 思いわずらうこと。心の苦しみ。「—の種が絶えない」 2 やまい。病気。「御目の—さへ、この頃重くならせ給ひて」〈源・明石〉
なや・む【悩む】
[動マ五(四)] 1 決めかねたり解決の方法が見いだせなかったりして、心を痛める。思いわずらう。「進学か就職かで—・む」「恋に—・む若者」「人生に—・む」 2 対応や処理がむずかしくて苦しむ。...
なや・める【悩める】
[動マ下一][文]なや・む[マ下二]悩ます。苦しめる。「子の将来に心を—・める」
のう【悩〔惱〕】
[常用漢字] [音]ノウ(ナウ)(呉) [訓]なやむ なやます 1 思いわずらう。なやむ。なやみ。なやます。「悩殺・悩乱/懊悩(おうのう)・苦悩・煩悩(ぼんのう)」 2 病気。「御悩」
のう‐さつ【悩殺】
[名](スル)ひどくなやますこと。特に、女性がその美しさや性的魅力で男性の心をかき乱し、夢中にさせること。「男を—する目付き」
のう‐らん【悩乱】
[名](スル)悩み苦しんで心が乱れること。「頭が—して筆がしどろに走るのではないように思います」〈漱石・こゝろ〉
やくさ・む【悩む】
[動マ四]病気になる。「このごろ朕(わ)が身—・む」〈天武紀・下〉