ずぶ‐ずぶ
[副] 1 水や泥などに深く沈むさま。「足が雪の中に—(と)めり込む」 2 柔らかい物の中へ深く突き入るさま。「針を—(と)刺す」 3 ひどく酔っているさま。「—酔うた足もと見とがめられては」...
せき‐あく【積悪】
悪事を積み重ねること。また、積もり重なった悪事。しゃくあく。⇔積善。
積悪(せきあく)の家(いえ)には必(かなら)ず余殃(よおう)あり
《「易経」坤卦から》悪事を積み重ねてきた家には、その報いとして必ず子孫にまで及ぶ災いがやってくる。
背中(せなか)に眼(め)はなし
自分の背後は見えないものだ。陰で働く悪事には気がつかないことのたとえ。
ぜん‐ぴ【前非】
以前に犯した過ち。昔の悪事。先非。「—を悔い改める」
そ【鼠】
[音]ソ(慣) [訓]ねずみ 〈ソ〉 1 動物の名。ネズミ。「鼠咬症(そこうしょう)/窮鼠・首鼠・田鼠・殺鼠剤」 2 こそこそと悪事を働く者のたとえ。「鼠賊」 〈ねずみ〉「鼠色・鼠算/野鼠」...
そそのか・す【唆す/嗾す】
[動サ五(四)] 1 その気になるように仕向ける。特に、おだてて悪いほうへ誘い入れる。「悪事を—・す」 2 早くそうするように勧める。せきたてる。「とく参り給はむことを—・し聞こゆれど」〈源・桐壺〉
そ・める【染める】
[動マ下一][文]そ・む[マ下二] 1 染料などを使って色をつける。また、しみこませて色や模様をつける。「髪を—・める」「セーターを赤く—・める」 2 光などが、あたりの色を変える。ある色にする...
ぞう‐い【造意】
計画すること。特に、悪事をくわだてること。「—至極のとがを」〈愚管抄・三〉
たい‐ぞく【大賊】
大変な悪事を働く賊。大盗。