し‐そう【指嗾/使嗾】
[名](スル)人に指図して、悪事などを行うように仕向けること。指図してそそのかすこと。「その子供を—して親爺(おやじ)の金を持ち出させた親ざるは」〈寅彦・さるかに合戦と桃太郎〉 [補説]「しぞく...
尻尾(しっぽ)を掴(つか)・む
他人のごまかしや悪事の証拠などを押さえる。「犯人の—・む」
し‐とく【私慝】
人に知られない悪事。
しゅ‐かい【首魁】
1 かしら。特に悪事・謀反などの首謀者。張本人。「騒乱の—」 2 さきがけをすること。また、そのもの。先駆。
しゅく‐あく【宿悪】
1 過去に犯した悪事。また、以前から重ねてきた悪事。旧悪。 2 仏語。前世で犯した悪事。⇔宿善。
しゅ‐ぼう【首謀/主謀】
中心になって陰謀・悪事を企てること。また、その人。「—者」
しゅぼう‐しゃ【首謀者】
陰謀・悪事を、中心になって企てる人。
しょ‐あく【諸悪】
いろいろの悪事や悪行。また、多くの悪い現象や出来事。「—の根源を断つ」
しょう‐あく【小悪】
小さな悪事。⇔大悪。
小人(しょうじん)窮(きゅう)すれば斯(ここ)に濫(らん)す
《「論語」衛霊公から》徳のない品性の卑しい人は、困窮すると自暴自棄になり悪事を行う。