手中(しゅちゅう)に落(お)・ちる
その人の所有となる。その人の思い通りになる。「悪漢たちの—・ちる」
しん‐あっかんしょうせつ【新悪漢小説】
「ネオピカレスクノベル」に同じ。→悪漢小説
ネオピカレスク‐ノベル【neo-picaresque novel】
1950年代の英国で、社会機構に組み込まれることを拒否する若者たちの反抗的な気分を軽快に描いた一群の小説に対する呼称。ジョン=ウェインの「急いで下りろ」など。新悪漢小説。
はくちゅうどうどう【白昼堂々】
結城昌治の小説。昭和41年(1966)刊行。万引き集団を軽妙なタッチで描いた悪漢小説。昭和43年(1968)、野村芳太郎監督により映画化。
ピカレスクえいゆうでん【ピカレスク英雄伝】
浅田次郎の悪漢小説。「きんぴか」シリーズの第3作。平成6年(1994)刊。のちに「真夜中の喝采」に改題。
ピカレスク‐しょうせつ【ピカレスク小説】
《ピカレスクは、picaresque》⇒悪漢小説(あっかんしょうせつ)
ピカレスク‐ノベル【picaresque novel】
⇒悪漢小説(あっかんしょうせつ)
ぶん‐な・げる【打ん投げる】
[動ガ下一]「投げる」を強めていう語。強く投げる。「悪漢を—・げる」
ペトロニウス【Gaius Petronius】
[?〜66]古代ローマの作家。別名アルビテル(Arbiter)。ネロ帝に寵愛されたが、のちに陰謀の疑いで死を命じられた。断片が残る悪漢小説「サテュリコン」の作者とされる。
ラサリーリョデトルメスのしょうがい【ラサリーリョデトルメスの生涯】
《原題、(スペイン)La Vida de Lazarillo de Tormes》スペインの小説。作者未詳。1554年版が現存最古。少年ラサリーリョが、怪しげな生業の主人に次々と仕え、のちにその...