出典:gooニュース
水原一平被告の情状酌量求める提出書面にLA連邦地検が反論 「多くが証拠に基づいていない」
ロサンゼルスの連邦地検は30日(日本時間31日)、ドジャース・大谷の元通訳で銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(40)が情状酌量を求めて連邦地裁に提出した書面に関し「多くが証拠に基づいていない」と反論した。 同被告は23日に提出した書面で大谷宅近くに住む必要があって出費がかさみ「やりくりの助け」になると考えスポーツ賭博を始めたと主張。
情状酌量求める元通訳・水原被告に連邦検察が反論「カネ盗んだことを正当化している」
大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が銀行詐欺罪などに問われている裁判で、情状酌量を求める水原被告に対し、検察は反論する文書を裁判所に提出しました。水原被告は23日に提出された書面で、大谷選手の近くに住むため高額な家賃を支払う必要があり、経済的な困窮がギャンブル依存症につながったなどと釈明。禁錮1年6か月が妥当だと主張していました。
水原一平被告の情状酌量「仕事が過酷だったとしても」シソンヌ長谷川忍、バッサリ
著しい低賃金だったなどともいい、金に困って「やりくりの助け」になるとスポーツ賭博を始めたなどと説明し、情状酌量を求めている。 コメントを求められた長谷川は「(仕事が)過酷だったとしても、それを理由にお金を使い込んでいいわけではない」とバッサリ。
もっと調べる
じょうじょうかんてい【情状鑑定】
犯罪者について、犯罪の動機や原因を本人の性格や知能、さらに生いたちにまでさかのぼって分析すること。臨床心理士や精神科医が担当し、面接や心理テストを行って鑑定する。量刑判断の参考にされる。→精神鑑定
じょうじょうしゃくりょう【情状酌量】
[名](スル)刑事裁判において、同情すべき犯罪の情状をくみ取って、裁判官の裁量により刑を減軽すること。「—する余地がある」
じょうじょうしょうにん【情状証人】
刑事事件の裁判で、刑の量定にあたって斟酌 (しんしゃく) すべき事情を述べるために公判廷に出廷する証人。弁護側の場合、被告人の家族や知人などが寛大な処分を求めて被告人に有利な事情を述べ、検察側の場合、被害者や遺族が量刑に反映されるよう被害感情を強く訴えることが多い。