だつ‐じょう【奪情】
律令制で、喪に服している人に、役所のつとめにつくように命じること。
ちかんじょう【智・感・情】
黒田清輝の3部作の裸婦像。3作とも、カンバスに油彩。金地の背景に、直立する日本人女性の裸体を正面から描いたもの。こめかみに右手をあてた姿の「智」、両手を顔の横に挙げた「感」、うつむき加減で髪をか...
ち‐じょう【痴情】
理性を失ったおろかな心。特に、色情に迷う心。「—におぼれる」
ちゅう‐じょう【中情】
心のうち。心中。内心。
ちゅう‐じょう【衷情】
うそやいつわりのない、ほんとうの心。衷心。「—を披瀝(ひれき)する」
ちょく‐じょう【直情】
[名・形動]いつわりや飾りのない、ありのままの感情。また、そういう感情をもつさま。「彼等の—な恋に較べて」〈葛西・湖畔手記〉
ちん‐じょう【陳情】
[名](スル)目上の人に、実情や心情を述べること。特に、中央や地方の公的機関、または政治家などに、実情を訴えて、善処してくれるよう要請すること。また、その行為。「国会に—する」「—団」
つう‐じょう【通情】
世間一般の人情。また、世間一般の事情。「世間男女の—を絶ち」〈織田訳・花柳春話〉
てき‐じょう【敵情/敵状】
敵の状況。敵軍のようす。「—を偵察する」
てんちうじょう【天地有情】
土井晩翠の第1詩集。明治32年(1899)刊。漢語調・七五調の定型詩40編、訳文5編からなる。