い【惟】
[人名用漢字] [音]イ(ヰ)(漢) ユイ(呉) [訓]これ ただ よく考える。「思惟(しい・しゆい)」 [名のり]あり・たもつ・のぶ・よし [難読]惟神(かんながら)
おもい・みる【思い見る/惟る】
[動マ上一][文][マ上一]よく考える。思いめぐらす。おもんみる。「将来の自分の姿を—・みる」
おもう‐に【思うに/惟うに】
[副]考えてみるに。推察すると。「—彼はああいう性格なのだ」
おもん・みる【惟る】
[動マ上一][文][マ上一]「おもいみる」の音変化。「つらつら—・みるに」
かみ‐ながら【随神/惟神】
[副]「かんながら」に同じ。
かむ‐ながら【随神/惟神】
[副]⇒かんながら
かん‐ながら【随神/惟神】
[副]《古くは「かむながら」と表記。「な」は格助詞「の」に同じ、「から」は素性・性質の意》 1 神であるままに。神として。「久方の天つ宮に—神といませば」〈万・二〇四〉 2 神代のままに。神のお...
かんながら‐の‐みち【随神の道】
神代から伝わってきて、神の御心のままで人為の加わらないまことの道。神道(しんとう)。
これ【此れ/是/之/維/惟】
[代] 1 近称の指示代名詞。 ㋐話し手が持っている物、または、話し手のそばにある物をさす。このもの。「—は父の形見の品です」「—を片付けてください」 ㋑話し手が、いま話題にしたばかりの事物など...
これたか‐しんのう【惟喬親王】
[844〜897]文徳天皇の第1皇子。母は紀静子。父帝に愛されたが、母が藤原氏でないために皇嗣になれず、大宰帥(だざいのそち)・弾正尹(だんじょうのかみ)・上野大守などを歴任。のち、比叡山のふも...