あい‐きょう【愛嬌／愛敬】
《古くは「あいぎょう」》 １ にこやかで、かわいらしいこと。「—のある娘」「口もとに—がある」 ２ ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。「—たっぷりに話す」 ３ 相手を喜ばせるような言葉・振る舞...
あいきょう‐づ・く【愛嬌付く】
［動カ五（四）］愛嬌のあるようすになる。表情などがかわいらしくなる。「次の女の子が、少しずつ—・いて来るにつれて」〈秋声・黴〉
あいきょう‐ぼくろ【愛嬌黒子】
顔に愛嬌を添えるほくろ。
あい‐くるし・い【愛くるしい】
［形］［文］あいくる・し［シク］子供や小動物などの、愛嬌(あいきょう)があって、かわいらしいさま。「—・いしぐさ」 [派生]あいくるしげ［形動］あいくるしさ［名］
あい‐そ【愛想】
《「あいそう」の音変化》 １ 人に接するときの態度。また、人当たりのいい態度。「店員の—のいい店」「—のない返事」 ２ 人に対する好意・信頼感。「—を尽かす」 ３ （多く「お愛想」の形で） ㋐相...
いろ‐け【色気】
１ 色の加減。色の調子。色合い。「青の—が薄い」 ２ 異性に対する関心や欲求。色情。「—がつく」 ３ 人をひきつける性的魅力。「—たっぷりの目つき」 ４ 愛嬌(あいきょう)。愛想。おもしろみ。風...
男(おとこ)は度胸(どきょう)女(おんな)は愛嬌(あいきょう)
男には度胸が、女には愛嬌が大切だ、の意。
お‐ばか【御馬鹿】
言うことやすることがばかげているが、どことなく愛嬌(あいきょう)があること。おばかさん。
きょう【嬌】
［音］キョウ（ケウ）（呉）（漢） あでやか。なまめかしい。「嬌姿・嬌笑・嬌声・嬌態／愛嬌」
くく・む【銜む／含む】
［動マ五（四）］ １ 口の中にふくむ。「例の—・んだような言語(ものいい)までが」〈二葉亭訳・夢かたり〉 ２ 表面に加えもつ。ふくむ。「緊笑(しめわら)いにも愛嬌を—・んで」〈二葉亭・浮雲〉 ...
