にしがな
[終助]《終助詞「にしが」+感動の終助詞「な」から》願望を詠嘆をこめて表す。…たいものだなあ。「母なかんめれば、いかでよろしく思はれ—とこそ思はめ」〈落窪・一〉 [補説]中古以降の語。
ニル‐アドミラリ【(ラテン)nil admirari】
[名・形動]何事にも驚かないこと。また、そのさま。無感動。「あらゆることに対して—な」〈高見・故旧忘れ得べき〉
ね
[終助]文末の種々の語に付く。 1 軽い感動・詠嘆の意を表す。「いい眺めです—」「よくしゃべる人だわ—」 2 相手の同意・返答などを期待する意を表す。「君の郷里は青森でした—」「そろそろ出かけ...
ねっけつ‐かん【熱血漢】
感動しやすく熱烈な意気と情熱をもって事に当たる男子。熱血男児。
ねつ‐るい【熱涙】
感動のあまり思わずこぼす、あつい涙。「—にむせぶ」
のう
[終助]文末の種々の語に付く。話し手の感動を表す。「ちょっと見ないうちに大きくなった—」「よくやった—」「又ささに酔はしられたものぢゃ—」〈虎明狂・乞聟〉
[間助]念を押す意を表す。「だが—...
のう‐のう【喃喃】
[感] 1 人に呼びかけるときにいう語。もしもし。「—我をも舟に乗せて給はり候へ」〈謡・隅田川〉 2 軽い感動を表すときにいう語。ああ。「—恐ろしい面や」〈虎清狂・鏡男〉
のみ
[副助]種々の語に付く。 1 ある一つの事柄・状態に限定していう意を表す。…だけ。…ばかり。「あとは結果を待つ—である」「日本—ならず全世界の問題だ」「ももづたふ磐余(いはれ)の池に鳴く鴨(かも...
はい‐はい
[感]《感動詞「はい」を重ねて強めていう語》 1 「はい1」に同じ。「—、さっそく持ってまいります」 2 「はい3」に同じ。「—、どいて、どいて」 3 「はい5」に同じ。 4 民謡などの囃子詞(...
はしり‐ぬ・ける【走り抜ける】
[動カ下一][文]はしりぬ・く[カ下二] 1 走って通り抜ける。駆け抜ける。「路地を—・ける」「千秋楽まで無事に—・けた」 2 感覚・感情などが一瞬現れて消える。「強い感動が—・ける」