カルチャー‐ショック【culture shock】
自分とは異なる考え方・慣習・生活様式などに接した際に受ける違和感やとまどい。
か‐れい【家例】
1 その家に代々伝わる特別なしきたり・慣習。「—として…家族が揃って遊びに出る日の出来事」〈漱石・彼岸過迄〉 2 決まり。例。「きゃつは—の情強(じゃうごは)でおぢゃる」〈狂言記・宗論〉
かん【慣】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]なれる ならす [学習漢字]5年 1 何度も同じ事を繰り返してなじむ。「慣熟・慣性・慣用」 2 いつも繰り返してきた行い。ならわし。「慣行・慣習・慣例/旧...
かんしゅう‐ほう【慣習法】
慣習に基づいて社会通念として成立する法。立法機関の制定によるものでなくても、法としての効力を認められている慣習。一種の不文法。習慣法。
かんのんいわ【観音岩】
川上眉山の長編小説。明治39年(1906)、前・後篇の2部に分けて刊行。村八分の慣習の残る農村を描いた。
カースト【caste】
1 《(ポルトガル)casta(血統)に由来》インド社会で歴史的に形成された身分制度。インドに侵入したアーリア人が定住する過程で形成されたバルナ(四種姓)を起源とするが、社会の複雑化や階級の細分...
きく‐の‐きせわた【菊の被せ綿】
陰暦9月9日、重陽(ちょうよう)の節句に行われた慣習。前夜、菊の花に霜よけの綿をかぶせ、その露と香りを移しとって、翌朝その綿でからだをなでると、長寿を得るといわれた。きせわた。きくわた。《季 秋》
きせい‐どうとく【既成道徳】
社会一般に通用している道徳的判断や慣習。
きゅう‐とう【旧套】
古くからの形式や慣習。ありきたりの方法。「—を脱する」
きょうどう‐ぜっこう【共同絶交】
村落など地域社会で、秩序や慣習を乱した住民を制裁のために排除し、共同で絶交すること。村八分の類。