たのみ【頼み/恃み/憑み】
1 たのむこと。依頼すること。また、その内容。願い。「—を聞き入れる」 2 たよりにすること。あてにすること。「年金を—にする」 3 結納(ゆいのう)。「密通をいたせしこと、神(しん)もって存ぜ...
たの・む【頼む/恃む/憑む】
[動マ五(四)] 1 相手に、こちらが希望するようにしてくれることを伝えて願う。依頼する。「用事を—・む」「口外しないよう—・む」「代筆を—・む」 2 たよりになるものとしてあてにする。力とし...
たのもし【頼母子/憑子】
「頼母子講」に同じ。
つか・る【憑かる】
[動ラ下二]「つ(憑)かれる」の文語形。
つか・れる【憑かれる】
[動ラ下一][文]つか・る[ラ下二]霊魂などがのりうつった状態になる。「狐に—・れる」「物の怪(け)に—・れたような振る舞い」
つきがみ【憑神】
浅田次郎の時代小説。平成16年(2004)から平成17年(2005)にかけて「小説新潮」誌に連載。幕末の江戸を舞台に、貧乏神、疫病神、死神に取り憑かれる貧しい御家人の運命をユーモラスに描く。平成...
つき‐もの【憑き物】
人に乗り移って、その人に災いをなすと信じられている動物霊や生霊・死霊。物の怪(け)。「—が落ちる」
つ・く【付く/附く/着く】
[動カ五(四)] 1 あるものと他のものが離れない状態になる。 ㋐あるものが表面に密着する。くっつく。付着する。接着する。「ほこりが—・く」「飯粒が—・く」「この糊(のり)はよく—・く」 ㋑主...
ひょう【憑】
[音]ヒョウ(漢) [訓]つく 1 よりかかる。頼みにする。よりどころ。「憑拠/証憑・信憑」 2 霊がのり移る。つく。「憑依・憑霊」 [難読]憑坐(よりまし)
ひょう‐い【憑依】
[名](スル) 1 頼りにすること。よりどころにすること。「われらの温かなる—の対象となる人格的の神」〈倉田・愛と認識との出発〉 2 霊などがのりうつること。「悪霊が—する」