いだ・く【抱く/懐く】
[動カ五(四)] 1 腕でかかえ持つ。だく。「ひしと—・く」「母親の胸に—・かれる」 2 かかえるように包み込む。「村々を—・く山塊」「大自然の懐に—・かれる」 3 ある考えや感情をもつ。「疑問...
うだ・く【抱く/懐く】
[動カ四]腕にかかえる。いだく。だく。「身をたをやかになして、鞠を—・き侍るべし」〈撰集抄・八〉
かい【懐】
心中の思い。「—を述べる」
かい【懐〔懷〕】
[常用漢字] [音]カイ(クヮイ)(漢) [訓]ふところ なつかしい なつかしむ なつく なつける おもう いだく 〈カイ〉 1 胸中にいつまでも思いをいだく。心にいだく思い。「懐疑・懐旧・懐...
かいえん‐ふ【懐遠府】
もと皇居内にあった記念館。義和団事件で戦死した将兵の肖像・名簿や戦利品を保管。
かい‐きゅう【懐旧】
昔のことを、なつかしく思い出すこと。懐古。「—の念」「—談」
かい‐きょう【懐郷】
故郷をなつかしく思うこと。望郷。「—の情にひたる」
かいきょう‐びょう【懐郷病】
⇒ホームシック
かい‐ぎ【懐疑】
[名](スル)物事の意味・価値、また自他の存在や見解などについて疑いをもつこと。「新療法の効果について私は—的だ」「人生を—する」
かいぎ‐は【懐疑派】
懐疑論の考え方に立つ思想家たち。特に、ヘレニズム‐ローマ時代、ストア哲学やエピクロス哲学の独断論的態度に反対して現れた。ピュロン・ティモン・アルケシラオス・カルネアデス・アイネシデモス・セクスト...