に‐げん【二元】
1 もととなるものが二つあること。 2 物事が二つの異なった原理から成り立つこと。また、その原理。 3 代数式で、未知数が二つであること。「—連立方程式」
ノイマンコップ‐の‐ほうそく【ノイマンコップの法則】
固体のモル比熱は、近似的にその固体を構成する成分元素の原子熱の和に等しいという法則。ドイツのF=E=ノイマンとH=F=M=コップが見出した。合金の場合に最もよく成り立つ。
ひつようじゅうぶん‐じょうけん【必要十分条件】
ある事柄が成立するための必要にして十分な条件。命題「AならばB」と命題「BならばA」が同時に成り立つとき、BはA(またはAはB)の必要十分条件という。
ひつよう‐じょうけん【必要条件】
ある事柄が成立するために必要な条件。命題「AならばB」が成り立つとき、BはAの必要条件という。⇔十分条件。
ひれい‐げんど【比例限度】
弾性体に外力を加えたとき、ひずみと比例関係を保つことができる応力の限度。応力が小さい間は、フックの法則が成り立つので、比例関係がみられる。
フェーバージャクソン‐かんけい【フェーバージャクソン関係】
《Faber-Jackson relation》楕円銀河の絶対光度とスペクトル線の分散に見られる経験則。分散は恒星のランダムな固有運動に由来し、光度は速度幅の4乗に比例するというもの。渦巻銀河の...
ぶち‐こわ・す【打ち壊す/打ち毀す】
[動サ五(四)] 1 打ったりたたいたりしてめちゃめちゃにする。たたきこわす。「錠前を—・して侵入する」 2 物事の成り立つのをだめにする。台なしにする。「縁談を—・す」「せっかくのムードを—・す」
ぶぶん‐ひてい【部分否定】
述べている事実が、すべてのものに対して成り立つとは限らないとする否定。「すべてが正しいとは限らない」「必ずしも高級品ばかりではない」の類。
ブラッグ‐じょうけん【ブラッグ条件】
結晶のような周期的な構造をもつ物質に対して回折が生じる条件。結晶格子の各格子面からの反射波が強め合う条件を指し、格子面と入射波のなす角度をθ(シータ)、入射波の波長をλ(ラムダ)、格子面の間隔を...
ぶんぱい‐ほうそく【分配法則】
集合Aの要素a・b・cの間に演算○・*が定義されているとき、a○(b*c)=(a○b)*(a○c)を分配法則という。数についてはa(b+c)=ab+acが成り立つ。分配律。配分法則。