がまん‐くらべ【我慢比べ/我慢競べ】
我慢強さを競うこと。どちらかがあきらめるまで、互いに張り合うこと。また、互いに様子見の状態になること。「試合は—の様相を呈してきた」
がまん‐づよ・い【我慢強い】
[形][文]がまんづよ・し[ク] 1 忍耐力がある。辛抱強い。「—・い子供」 2 我(が)を張る気持ちが強い。「いかに—・い自分も自分の方が佳いとは言えなかった」〈独歩・画の悲み〉
我慢(がまん)の角(つの)
高慢・強情の気持ちが強いことを、角の堅いのにたとえていったもの。「—が折れる」
が‐むしゃ【我武者】
[名・形動]見境がなく乱暴なこと。向こう見ずなこと。また、そういう人やさま。「葉子は我れにもなく—にすり入って」〈有島・或る女〉
がむしゃ‐ら【我武者羅】
[名・形動]後先を考えないで強引に事をなすこと。また、そのさま。「—な攻め方」「—に働く」 [派生]がむしゃらさ[名]
が‐よく【我欲/我慾】
自分一人の利益・満足だけを求める気持ち。「—が強い」「—を捨てる」
がらくた
使い道や値うちのなくなった雑多な品物や道具類。 [補説]「瓦落多」「我楽多」は当て字。
がらくたぶんこ【我楽多文庫】
硯友社(けんゆうしゃ)の機関誌。明治18年(1885)創刊。同22年廃刊。同人の小説・短歌・詩などを掲載。近代日本文学最初の文芸雑誌であり同人雑誌でもある。
が‐り【我利】
自分のためだけの利益。「—私欲」
がり‐がり
[副] 1 堅い物をかみ砕いたり引っかいたりするときの音を表す語。「氷を—(と)かじる」「かつお節を—(と)削る」 2 一つの事に凝り固まって、他の事を考えるゆとりがないさま。「—(と)金をた...