のう【納】
[音]ノウ(ナフ)(呉) ナッ(慣) ナ(慣) ナン(慣) トウ(タフ)(慣) [訓]おさめる おさまる いれる [学習漢字]6年 〈ノウ〉 1 役所などにおさめ入れる。献上する。「納税・納入...
のう【能】
1 ある物事をなしとげる力。はたらき。能力。「人を動かす—にたける」 2 ききめ。効能。「薬の—書き」 3 技能。また、誇ったり取り立てていったりするのにふさわしい事柄。「机に向かうだけが—では...
のうえ‐ぶし【のうえ節】
江戸末期の流行歌。「野毛(のげ)の山からノーエ」に始まる。横浜の異人館の情景を歌ったもの。野毛山節。さいさい節。→農兵節(のうへいぶし) [補説]ふつう「ノーエ節」と書く。
のう‐きょうげん【能狂言】
1 能と狂言。 2 狂言のこと。歌舞伎狂言・俄(にわか)狂言などと区別するため、江戸時代になって使われだした語。
のうぎょうしゃこべつしょとくほしょう‐せいど【農業者戸別所得補償制度】
⇒戸別所得補償制度
のうぎょうぜんしょ【農業全書】
江戸中期の農書。10巻、付録1巻。宮崎安貞著。元禄10年(1697)刊。中国の「農政全書」を参考に、著者の体験・見聞により農事・農法を体系的に記述したもの。
のうぜん‐はれん【凌霄葉蓮】
ノウゼンハレン科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は円形でハスに似る。夏、葉のわきから出た長い柄の先に、黄色または赤色の5弁花を開く。ペルーの原産で、日本には江戸時代に渡来。ナスターチウム。金蓮花(...
のう‐だゆう【能太夫】
能役者のうち、公の席でシテを務める立場の者。江戸時代は四座一流の家元や各藩所属役者で格の高い者などをさした。のち、能役者一般をいう。
のう‐にんぎょう【農人形】
茨城県水戸市で作られる素焼きの人形。江戸末期、水戸藩主の徳川斉昭(とくがわなりあき)が農民と五穀に感謝し、農民の像を作って食膳に置いたことに由来する。
のう‐へい【農兵】
1 平時は農業に従事し、事あるときには武装して兵となる者。屯田兵。 2 江戸末期、幕府・諸藩が農民で組織した軍隊。また、その兵士。