はた‐ぶぎょう【旗奉行】
1 中世・近世、一軍の旗をあずかる武家の職名。旗大将。幟奉行(のぼりぶぎょう)。 2 江戸幕府の職名。老中に属し、将軍の軍旗・馬標(うまじるし)などを管掌。御旗奉行。
はた‐もと【旗本】
1 戦場で大将のいる本陣。本営。 2 大将に直属し、本陣を守る役目の武士。幕下(ばっか)。麾下(きか)。旗下(きか)。 3 江戸時代、将軍家直参(じきさん)で、1万石未満、御目見(おめみえ)以上...
はたもと‐やっこ【旗本奴】
江戸前期、徒党を組んで江戸市中をのし歩いた旗本の青年武士。大小神祇(じんぎ)組・白柄(しらつか)組・六方(ろっぽう)組が有名。→町奴(まちやっこ)
はだかのしま【裸の島】
新藤兼人の監督・脚本・制作による映画の題名。昭和35年(1960)公開。瀬戸内海の島に暮らす農民一家の暮らしを、台詞(せりふ)を一切使わない実験的な手法で描いた。出演、殿山泰司、乙羽信子ほか。モ...
はだか・る【開かる】
[動ラ五(四)] 1 手や足を大きく広げて立つ。また、進路などをふさぐようにして立つ。立ちはだかる。「戸口に—・る」「困難な問題が目前に—・る」 2 衣服の前などが乱れて開く。「裾が—・る」 3...
はだし‐たび【跣足袋】
1 直接戸外で履けるように、底を厚く作った足袋。 2 「地下足袋(じかたび)」に同じ。
はだら
[名・形動] 1 (「斑」とも書く)雪などが不規則に濃淡になっているさま。まだら。「川岸の—に消えかかった道を行った」〈犀星・幼年時代〉 2 「はだれ」に同じ。「夜を寒み朝戸を開き出で見れば庭も...
はちおうじ‐せんにんぐみ【八王子千人組】
江戸幕府の職名。槍奉行の支配に属し、八王子に在住して甲州口を警衛。また、交替で日光・江戸の火の番を務めた。同心100人を1組として、その数が10組あったところからいう。八王子千人同心。八王子千本...
はちこう‐だい【八工大】
「八戸工業大学」の略称。
はち‐しぎょう【八士業】
職務上、住民票や戸籍謄本などを請求することができる八つの職業。弁護士・司法書士・行政書士・弁理士・税理士・社会保険労務士・土地家屋調査士・海事代理士。→士業