かん‐りゅう【還流】
1 蒸気となったものを冷却し、凝結させて再び液体としてもとに戻すこと。 2 (比喩的に)物事がもとの方向へ戻ること。「労働者が地方へ—する」
かんわ‐げんしょう【緩和現象】
外的作用によって平衡状態の乱れた物質系が、内部運動によってしだいに平衡状態に戻る現象。
が‐ほう【芽胞】
一部の細菌が、増殖に適さない環境になったときに形成する、耐久性の高い特殊な細胞構造。熱・薬剤・乾燥などに強い抵抗力を示し、長期間休眠状態を維持できる。増殖に適した環境になると発芽して菌体に戻る。...
き【帰〔歸〕】
[音]キ(呉)(漢) [訓]かえる かえす [学習漢字]2年 1 もとの所に戻る。かえる。「帰還・帰京・帰国・帰宅・帰路/回帰・不帰・復帰」 2 しかるべき所に落ち着く。「帰順・帰趨(きすう)・...
きえ‐かえ・る【消え返る】
[動ラ四] 1 《「返る」は、すっかり…する意》すっかり消えてなくなる。また、たちまち消えてしまう。「定めなく—・りつる露よりも空頼(そらたの)めする我は何なり」〈かげろふ・上〉 2 《「返る」...
き‐しゅく【帰宿】
[名](スル) 1 宿舎に戻ること。「そっと—するに相違ないわい」〈逍遥・当世書生気質〉 2 議論・意見などがある結論に到達すること。帰着。「其の執る所の説は概して、皆極端の平等主義に—し」〈竜...
き‐せん【帰線】
1 電気回路を構成する導線のうち、アースに帰るほうの線。 2 テレビの画面で、走査が1回の終点から次の始点まで戻るときに描く線。実際には見えないよう工夫されている。
き‐づ・く【気付く】
[動カ五(四)] 1 それまで気にとめていなかったところに注意が向いて、物事の存在や状態を知る。気がつく。「誤りに—・く」「忘れ物に—・く」 2 意識を取り戻す。正気に戻る。気がつく。「—・いた...
き‐にん【帰任】
[名](スル)一時離れていた自分の任地や任務に戻ること。「出向先から—する」
き‐のう【帰農】
[名](スル) 1 離村して農業をやめていた者が農業に戻ること。 2 都会での生活をやめて地方に行き、農業を始めること。