もと・る【悖る/戻る】
[動ラ五(四)] 1 道理にそむく。反する。「人の道に—・る」 2 ねじり曲がる。ゆがむ。また、ゆがめる。「故(ことさら)に己が口を—・りて」〈霊異記・中〉
もどし【戻し】
もどすこと。返すこと。また、そのもの。
もどし‐いれ【戻(し)入れ】
⇒れいにゅう(戻入)
もどし‐こうざつ【戻し交雑】
交配によって生じた雑種第一代の個体と、その両親のいずれかとを交配すること。育種や遺伝子型の検定に利用。戻し交配。
もどし‐こうはい【戻し交配】
⇒戻し交雑
もどし‐じる【戻(し)汁】
乾物を水に浸してもどしたあとの汁。干ししいたけ・煮干し・昆布など、うまみが溶け出ているものは料理に使う。
もどし‐ぜい【戻し税】
1 国が一度徴収した輸入関税を、ある一定の条件が満たされた場合に、その一部または全部を払い戻すこと。また、その税金。 2 減税で、過去の年度に徴収した所得税の一部を納税者に払い戻すこと。戻し減税。
もど・す【戻す】
[動サ五(四)] 1 ㋐もとの状態や、もとあった場所などへ返す。「本を棚へ—・す」「話をもとに—・す」「白紙に—・す」「よりを—・す」 ㋑水に浸したり、解凍したりして、加工する前の状態にする。「...
もどり【戻り】
1 もとへもどること。もとの状態にかえること。 2 もとの場所へ帰ること。帰り。また、帰り道。「—はバスにする」 3 鉤(かぎ)や釣り針の端に逆向きにつけたとがり。 4 人形浄瑠璃や歌舞伎で、敵...
もどり‐あし【戻り足】
1 帰路の足。帰路。 2 下げてきた相場が上昇に転じる動き。