かん‐ぱつ【煥発】
[名](スル)《「煥」は光輝を放つ意》火が燃え出るように輝き現れること。「才気—」「その著書、文辞軽快、光采—」〈中村訳・西国立志編〉
き【気〔氣〕】
[音]キ(漢) ケ(呉) [学習漢字]1年 〈キ〉 1 息。「気管・気息/一気・呼気・口気」 2 ガス体。「気圧・気化・気体/外気・換気・空気・香気・湿気・臭気・瘴気(しょうき)・蒸気・冷気」...
き‐さい【機才】
すばやく才気の働くこと。機敏な才知。「—が利く」
きら‐め・く【煌めく】
[動カ五(四)] 1 きらきら光り輝く。「—・く星座」「—・く才気」 2 華やかで人目をひく。「道の程、従者(とものもの)多く仕はれて、—・くも理なり」〈今昔・二六・一四〉 3 盛んにもてなす。...
さい【才】
[名] 1 《古くは「ざい」とも》 ㋐生まれつきもっている知能の働き。才能。才知。才気。「—におぼれる」「—に走る」 ㋑学問。学。才識。ざえ。 2 尺貫法の容積の単位。勺(しゃく)の10分の1...
さいき‐ばし・る【才気走る】
[動ラ五(四)]いかにも才気にあふれたようすが見える。「控えめで—・ったところがない」
さい‐ばし・る【才走る】
[動ラ五(四)]才知が鋭く働く。才気にあふれる。また、利口すぎる。「—・った文章」「いかにも—・って生意気な若者」
さい‐べん【才弁/才辯】
才気にあふれた弁舌。
さい‐ほう【才鋒】
ほこさきのように鋭い才気。
さき‐ら【先ら】
《「ら」は接尾語》弁舌や筆勢に現れた才気。「才(ざえ)もすぐれ、ゆたけき—を、いとど心して言ひつづけたる」〈源・鈴虫〉