うち‐ちら・す【打(ち)散らす】
[動サ五(四)] 1 棒などでたたいて追い散らす。「金火箸ほどのステッキで右往左往に—・し」〈蘆花・思出の記〉 2 (「討ち散らす」とも書く)攻めて追い払う。「浮き足だった敵の軍勢を—・す」 3...
うち‐ちん【打(ち)賃】
1 絹などの布を打って柔らかくする仕事の工賃。 2 両替する際に、両替屋に払う手数料。切り賃。
うち‐はらい【打(ち)払い】
1 攻撃して、敵を追い払うこと。「異国船—令」 2 ちり・ほこりをはたいて取り除く道具。はたき。ちりはらい。 3 ちり・ほこりなどを取り除くこと。「ここかしこ—などしてしばし居たる程に」〈今昔・...
うち‐はら・う【打(ち)払う】
[動ワ五(ハ四)] 1 たたいたりふるったりして払いのける。「ほこりを—・う」「降りかかる火の粉を—・う」 2 攻撃して追い払う。「異国船を—・う」 3 攻めて滅ぼす。「攻め入りて、同九月三日、...
うち‐ばらい【内払(い)】
[名](スル)内金を払うこと。代金や借金の一部を支払うこと。内渡し。
うち‐わたし【内渡し】
[名](スル)支払うべき金額の一部を渡すこと。内払い。「代金の半分を—する」
うっ‐き【鬱気】
気のふさぐこと。心の晴れ晴れしないこと。気鬱。「—を払う」
うら‐がね【裏金】
1 取引などで、事をうまく運ぶため表に出さないで支払う金銭。「—が動く」 2 帳簿に記載せず、不正に隠し持っている金銭。「二重帳簿で—を管理する」 3 (「裏鉄」とも書く)雪駄(せった)などの裏...
売(う)り代(しろ)な・す
物を売って金に換える。売り払う。しろなす。「連年の不作つづきに、田畑大方は—・し」〈逍遥・当世書生気質〉
うり‐とば・す【売(り)飛ばす】
[動サ五(四)]惜しげもなく安い値段で売る。思い切って売り払う。また、むちゃな売り方をする。「資金繰りに家屋敷を—・す」「二足三文で—・す」