しょうめい‐もんいん【承明門院】
[1171〜1257]後鳥羽天皇の後宮源在子(みなもとのざいし)の院号。土御門(つちみかど)天皇の母。母高倉範子(はんし)は離婚後土御門通親に再嫁、在子も通親に養われ、のち、通親は外戚として権勢...
しょうりゃく【承暦】
《「じょうりゃく」とも》平安後期、白河天皇の時の年号。1077年11月17日〜1081年2月10日。
しょう‐りょう【承領/承了】
[名](スル)聞き入れること。承知すること。了承。「辞職の事は…之を—せり」〈新聞雑誌一〇・附録〉
しょうわらく【承和楽】
雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調で新楽の中曲。舞は四人舞。大戸清上(おおとのきよがみ)作曲。三島武蔵(みしまのたけくら)が作舞したという。冬明楽(とうめいらく)。
じょうきゅう【承久】
鎌倉初期、順徳天皇・仲恭天皇・後堀河天皇の時の年号。1219年4月12日〜1222年4月13日。
じょうきゅうき【承久記】
鎌倉時代の軍記物語。2巻。作者未詳。鎌倉中期の成立か。承久の乱の経過を記し、論評を加えたもの。「承久兵乱記」「承久軍物語」などの異本がある。
じょうきゅう‐の‐らん【承久の乱】
承久3年(1221)後鳥羽上皇が鎌倉幕府打倒の兵を挙げ、幕府に鎮圧された事件。後鳥羽・土御門(つちみかど)・順徳の三上皇が配流され、朝廷方の公卿・武士の所領は没収された。乱ののち、朝廷監視のため...
じょう‐じ【承仕】
《「しょうじ」とも》 1 仙洞(せんとう)・摂家・寺院などの雑役を務めた者。僧形(そうぎょう)で妻帯は随意であった。承仕法師。 2 禅寺で、鐘をつく役目の僧。 3 室町幕府の職名。将軍の宿所や殿...
じょうじ‐ほうし【承仕法師】
「承仕(じょうじ)1」に同じ。
じょうへい【承平】
《「しょうへい」とも》平安前期、朱雀(すざく)天皇の時の年号。931年4月26日〜938年5月22日。