せっちゅう‐しゅぎ【折衷主義】
《eclecticism》相異なる哲学・思想体系のうちから真理あるいは長所と思われるものを抽出し、折衷・調和させて新しい体系を作り出そうとする立場。
せっちゅう‐テスト【折衷テスト】
⇒サンドイッチテスト
せっちゅう‐なわしろ【折衷苗代】
水苗代と畑苗代とを折衷したもの。発芽前後に湛水(たんすい)したり干したりして水量を変える方式で、均一で丈夫な苗ができ、暖地の多収穫栽培に適する。
せっちゅう‐よう【折衷様】
鎌倉末期から室町時代にかけて行われた寺院建築様式の一。和様に大仏様・禅宗様の手法を取り入れ、三者を折衷したもの。大阪府河内長野市にある観心寺金堂はその代表例。観心寺様。
せっ‐ぱん【折半】
[名](スル)金銭などを、半分ずつに分けること。二等分。「利益を—する」
せっ‐ぷく【折伏/折服】
[名](スル)相手を打ち負かして、自分に従わせること。→しゃくぶく(折伏)「人と議論するに、己の説を主張し彼れを—することを為さず」〈中村訳・西国立志編〉
せつ【折】
[音]セツ(漢) シャク(慣) [訓]おる おり おれる [学習漢字]4年 〈セツ〉 1 おり曲げる。おれる。「右折・曲折・屈折・骨折・左折」 2 二つに分け離す。「折衷・折半」 3 途中でく...
せつ‐ごく【折獄】
裁判すること。また、その判決。
へぎ【折ぎ/剝ぎ/片木】
1 薄くはぐこと。また、薄くはいだもの。特に、物を包んだりするために木を薄くけずったもの。「竹の皮の代わりに—で包んだ大きな握り飯は」〈有島・生れ出づる悩み〉 2 「折(へ)ぎ板」の略。 3 「...
へぎ‐いた【折ぎ板】
杉・檜(ひのき)などを薄く削って作った板。折敷(おしき)・折り箱などを作る。へぎ。