おし‐しず・める【押(し)鎮める】
[動マ下一][文]おししづ・む[マ下二]落ち着かせる。鎮める。「二人が中に割って入り、ようよう—・めた」〈蘆花・思出の記〉
おし‐すす・める【押(し)進める】
[動マ下一][文]おしすす・む[マ下二]押して前進させる。
おし‐す・る【押し摩る】
[動ラ四]押しもむ。すり合わせる。「手を—・りて聞こえゐたり」〈源・行幸〉
おし‐ずし【押し鮨】
押し枠の中に鮨飯を詰め、その上に具をのせて押してつくる鮨。何段にも重ねたもの、1日〜数日寝かせたものもある。熟(な)れ鮨のように枠を使わず、重石(おもし)などで圧力をかけるものを含めていうことも...
おし‐ずもう【押(し)相撲】
1 相撲で、押しの技を使うこと。また、その技を使った相撲。 2 子供の遊びの一。地面にかいた円の中で押し合い、外に出たほうが負けになる。
おし‐せま・る【押(し)迫る】
[動ラ五(四)]まぢかに迫る。「暮れも—・った一二月二八日」「締め切りが—・る」
おし‐たおし【押(し)倒し】
相撲のきまり手の一。双筈(もろはず)で押すか、片手を筈にするか、片手を浅く差して片手でおっつけるかして、相手を後ろに倒す技。
おし‐たお・す【押(し)倒す】
[動サ五(四)]押して転ばす。押して倒す。「立ち木を—・す」
おし‐た・つ【押し立つ】
[動タ四] 1 どっしりと立つ。「不動、火炎の前に—・ち」〈沙石集・二〉 2 相手の気持ちを考えずに、無理押しする。我(が)を張る。「今の人の親などは、—・ちて言ふやう」〈堤・はいずみ〉 [...
おし‐た・てる【押(し)立てる】
[動タ下一][文]おした・つ[タ下二] 1 勢いよく立てる。高く掲げる。おったてる。「応援旗を—・てて声援する」 2 先に立てる。「リーダーを—・ててデモ行進する」 3 推挙する。「委員長に—・...