おう【押】
[常用漢字] [音]オウ(アフ)(漢) [訓]おす おさえる 1 印をおす。署名する。「押印・押捺(おうなつ)/花押」 2 とりおさえる。「押収・押送・押領」 3 詩の韻をふむ。「押韻」 [名の...
おう‐いん【押印】
[名](スル)印を押すこと。捺印(なついん)。「署名して—する」 [補説]当用漢字の制定などにより、捺印に代わって用いられるようになった語。
おう‐いん【押韻】
[名](スル)詩歌などで、同一または類似の音韻をもった語を一定の箇所に用いること。韻を踏むこと。→脚韻(きゃくいん) →頭韻(とういん)
おう‐か【押下】
[名](スル)押し下げること。特に、操作ボタンやキーボードのキーなどを押すこと。「実行ボタンを—する」
おう‐きゃく【押脚】
書画の下方に押す印。
おう‐ご【押後/押伍】
戦陣のあとおさえ。しんがり。
おう‐しゅう【押収】
[名](スル)裁判所や捜査機関が証拠物または没収すべき物を占有・確保すること。また、そのための強制処分。「証拠品を—する」
おう‐しょ【押書】
1 ある事を履行し、または命令に従うことを誓う文書。誓約状。 2 鎌倉時代、武家の所領の訴訟に際し、訴人(原告)・論人(被告)が裁判所に提出した誓約書。あっしょ。
おう‐じ【押字】
⇒花押(かおう)
おう‐そう【押送】
[名](スル)拘束されている被疑者・被告人・受刑者を監視のもとに他の場所へ送ること。現在では護送という。