ふ‐きょう【不興】
[名・形動]《「ぶきょう」とも。その場合は「無興」とも書く》 1 興味がなくなること。しらけること。また、そのさま。興ざめ。「座が—になる」 2 機嫌が悪いこと。特に目上の人の機嫌をそこなうこと...
ふく‐すけ【福助】
1 頭が大きくてちょん髷(まげ)を結い、背は低く、童顔で、上下(かみしも)をつけて正座している男の人形。幸福を招くという。叶福助(かのうふくすけ)。 2 1に似て頭の特に大きい人。
ふく‐だるま【福達磨】
福を招くとして、年の初めに売られる張り子のだるま。《季 新年》
服(ふく)の衷(ちゅう)ならざるは身(み)の災(わざわ)いなり
《「春秋左伝」僖公二四年から。「衷」は、かなう、つりあう意》ふさわしくない服装は人に怪しまれて災いを招くもとになるということ。鄭の子臧(しぞう)が身分不相応な服装をしたために殺された故事による。
福(ふく)は内(うち)鬼(おに)は外(そと)
節分の夜、豆まきの行事をするときに唱える言葉。幸運を招く福の神は内へ、禍(わざわい)をもたらす鬼は外への意。鬼は外福は内。
腐木(ふぼく)は柱(はしら)と為(な)す可(べ)からず卑人(ひじん)は主(しゅ)と為(な)す可(べ)からず
《「漢書」劉輔伝から》腐った木が柱にはならないように、いつ災いを招くかわからないから、品性の卑しい人を主人としてはいけない。
ふ‐めんもく【不面目】
[名・形動]「ふめんぼく(不面目)」に同じ。「会社にとって—な事態を招く」
ブラック‐マンデー【Black Monday】
1987年10月19日のニューヨーク株式市場大暴落の日。日本の株式市況の早い回復、各国の政策協調によって恐慌を招くことなく終わった。暗黒の月曜日。
へい【聘】
[音]ヘイ(漢) 1 贈り物を持って人を訪問する。「聘物(へいもつ)・聘問/使聘・来聘」 2 礼を尽くして人を招く。「聘礼/招聘・礼聘」
へい・する【聘する】
[動サ変][文]へい・す[サ変]礼を厚くして人を招く。招聘(しょうへい)する。また、単に呼び寄せる。「先生を—・して主筆たらしむ」〈秋水・兆民先生〉