きん‐けい【謹啓】
つつしんで申し上げること。手紙の最初に書くあいさつの語。「拝啓」よりも敬意が高い。「敬白」「謹言」で結ぶ。
けい【啓】
1 《「申し上げる」の意》手紙の冒頭に用いる語。「拝啓」より敬意が低い。 2 公式令(くしきりょう)に定められた公文書の一様式。皇太子・三后に下から奉る文書。 3 上官に奉る文書。
けい【啓】
[常用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]ひらく もうす 1 わからないことを教えて導く。「啓示・啓発・啓蒙(けいもう)/天啓」 2 開放する。「啓蟄(けいちつ)・啓明」 3 申し上げる。「啓上・啓...
けい‐ぐ【敬具】
《謹んで申し上げますの意》手紙などの末尾に用いる語。「拝啓」と対応する。敬白。
こう‐かん【向寒】
寒にむかうこと。しだいにさむくなること。「拝啓、—の砌(みぎり)」⇔向暑。
こう‐しょ【向暑】
暑い時候に向かうこと。「拝啓、—の砌(みぎり)」⇔向寒。
とう‐ご【頭語】
手紙文の冒頭に用いる語。「拝啓」「謹啓」など。
はい【拝〔拜〕】
[音]ハイ(漢) [訓]おがむ [学習漢字]6年 1 頭を下げて礼をする。「拝礼/跪拝(きはい)・参拝・巡拝・朝拝・答拝・伏拝・奉拝・遥拝(ようはい)・礼拝(らいはい・れいはい)」 2 貴人に会...
はい‐てい【拝呈】
[名](スル) 1 贈ることを、その相手を敬っていう謙譲語。謹んでお贈りすること。「自著を—する」 2 手紙の書き始めに書いて、相手への敬意を表す語。拝啓。
はい‐はく【拝白】
謹んで申し上げること。拝啓。