けん‐とう【拳闘】
ボクシングのこと。「—家」
けん‐ねじ【拳念じ】
江戸時代のばくちの一。互いに握りこぶしを突き出して、握っている物や銭の数を言い当てて勝負するもの。
けん‐ぴ【拳匪】
義和団(ぎわだん)の異称。拳法を修得することを名目としていたところからいう。
けん‐ぽう【拳法】
こぶしによる突きや打ち、あるいは足による蹴りを主とした格闘術。中国で古代から発達し、日本には江戸時代初め陳元贇(ちんげんぴん)らによって伝えられた。「少林寺—」
げん【研/拳/嫌/験】
〈研〉⇒けん 〈拳〉⇒けん 〈嫌〉⇒けん 〈験〉⇒けん
げん‐こ【拳固】
1 にぎりこぶし。げんこつ。 2 《近世、馬子・雲助などが用いた俗語》5・50・500などの金額を表す。片手。
げん‐こつ【拳骨】
1 にぎりこぶし。げんこ。「—でなぐる」「—を食らわす」 2 俗に、豚の大腿骨(だいたいこつ)・脛骨(けいこつ)のこと。骨端の形が1に似ることからいう。煮込んでスープなどをとる。
げん‐まん【拳万】
[名](スル)約束を破らないしるしとして、相手と小指を絡み合わせること。また、その時に唱える誓いの言葉。約束を破ったらげんこで1万回打たれる意という。関東地方の児童語。ゆびきり。「ゆびきり—」「...
こぶし【拳】
5本の手の指を折り曲げて握りしめたもの。にぎりこぶし。げんこつ。げんこ。「—を振り上げる」「—をかためる」
こぶし【辛夷/拳】
モクレン科の落葉高木。山野にみられ、葉は幅広の倒卵形。春、葉より先に、大形の香りのある白色の6弁花をつける。秋に実が熟すと裂けて赤色の種子が垂れ下がる。名は、つぼみが子供の握りこぶしに似ているの...