じ‐びょう【持病】
1 なかなか治らず、常に、または時々起こる病気。宿痾(しゅくあ)。痼疾(こしつ)。「—の神経痛に苦しむ」 2 身について直らない悪い癖。「—の癇癪(かんしゃく)が出る」
じ‐ぶつ【持仏】
守り本尊として居間に安置したり、身につけたりして常に信仰する仏像。念持仏。
じぶつ‐だな【持仏棚】
持仏を安置しておく棚。
じぶつ‐どう【持仏堂】
持仏や先祖の位牌(いはい)を安置しておく堂、または室。仏間。
じ‐まん【持満】
1 弓道で、弓を十分に引き絞り、構えた状態でいること。 2 用意を十分に調えて機会を待っていること。→満を持する
じみょう‐いん【持明院】
京都市上京区にあった、藤原道長の曽孫基頼が邸内に建てた持仏堂の名。 姓氏の一。藤原北家道長流。藤原基頼の子通基がを家名としたのに始まる。
じみょういん‐とう【持明院統】
鎌倉後期から南北朝時代にかけて、大覚寺統と皇位を争った後深草天皇の系統。南北朝時代は北朝として南朝と対立したが、元中9=明徳3年(1392)南朝を合わせ、以後皇位を継いだ。後深草天皇が譲位後、京...
じみょういん‐りゅう【持明院流】
和様書道の流派の一。世尊寺流の衰退後、門弟持明院基春(もとはる)が創始したもの。
じ‐もつ【持物】
仏像が手に持っている物。その諸尊の性格・働きを示す標幟(ひょうじ)で、観世音菩薩の水瓶、薬師如来の薬壺、不動明王の剣など。じぶつ。
じ‐やく【持薬】
常用している薬。また、用心のためにいつも持っている薬。