きょ‐じん【挙人】
1 律令制で、式部省の受験に推挙された大学寮の学生。こじん。 2 中国の明・清代に、科挙の郷試(きょうし)に合格し、進士の受験資格を得た者。
きょ・す【挙す】
[動サ変]上の位に取り立てる。昇進させる。「覚成僧都、法印に—・せらる」〈平家・三〉
きょ‐せい【挙世】
世間全体。「—彼ヲオソル」〈和英語林集成〉
きょ‐ぜい【挙税】
古代、稲籾(いねもみ)や銭貨を貸して利息をとったこと。出挙(すいこ)。こぜい。
こ‐ぜい【挙税】
⇒きょぜい(挙税)
きょ‐そ【挙措】
立ち居振る舞い。挙止。「—端正」
挙措(きょそ)を失(うしな)・う
取り乱した行いをする。挙措を失す。「突然の悲報に接して—・う」
きょ‐たつ【挙達】
《「ぎょたつ」とも》 1 推挙されて出世すること。また、登用するよう推挙すること。「—道遠くして、忠戦の輩勇みをなすべからず」〈太平記・一三〉 2 ある事柄をとり上げて目上の人に申し出ること。〈日葡〉
きょ‐とう【挙党】
政党などの党全体。党をあげて事に当たること。「—体制」
きょとう‐いっち【挙党一致】
政党内が一致団結して事に当たること。党内派閥の違いをこえて協力しあうこと。「—内閣」