し‐こう【恣行】
[名](スル)ほしいままに行うこと。かって気ままに振る舞うこと。
尻尾(しっぽ)を振(ふ)・る
力のある者に気に入られるように振る舞う。「上役に—・る」
しと‐やか【淑やか】
[形動][文][ナリ]性質や動作がもの静かで上品であるさま。また、つつしみ深いさま。「物言いの—なお嬢さん」「—に振る舞う」 [派生]しとやかさ[名]
しばい‐がか・る【芝居掛(か)る】
[動ラ五(四)]物の言い方や動作が芝居のような誇張した調子になる。いかにも大げさに振る舞う。「—・った口調」
姑(しゅうとめ)の前(まえ)の見(み)せ麻小笥(おごけ)
《姑のいる前でだけ、嫁が麻小笥を出して苧績(おうみ)の夜なべをして見せる意から》嫁が姑の前で働き者らしく振る舞うこと。また、人前で働き者らしく振る舞うことのたとえ。
しゅこう‐りょう【酒肴料】
1 酒肴を振る舞う代わりに出す祝儀の金。 2 宴席などに招待されたとき、返礼に包む金。
しらが・う
[動ハ四](他の動詞の連用形に付いて用いられる) 1 わざと知れるようにする。目立つように振る舞う。「童一人ぞとどまりて、見え—・ひ歩きける」〈平中・二二〉 2 争ってする。「羅刹(らせつ)、奪...
しら‐ごかし
しらじらしく振る舞うこと。しらばくれること。「捻(ねぢ)って出だせし鼻紙の、—こそ笑止なれ」〈浄・二枚絵草紙〉
虱(しらみ)をひねって当世(とうせい)の務(む)を談(だん)ず
《「晋書」王猛載記から》人前を恐れぬ態度で時世や政治を論じる。また、傍若無人に振る舞う。
尻(しり)に敷(し)・く
妻が自分の意に夫を従わせて、思うままに振る舞う。「亭主を—・く」