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[形][文]はかばか・し[シク]
  1. 物事が望ましい方向へ進むさま。順調に進むさま。多く打消しの語を伴って用いる。「工事の進みぐあいが—・くない」「回復が—・くない」

  1. 際立っている。はっきりしている。

    1. 「空の気色、—・しくも見えず」〈更級

  1. 頼りがいがある。しっかりしている。

    1. 「取り立てて—・しき後見しなければ」〈桐壺

  1. 身分行動がきちんとしている。ちゃんとしている。

    1. 「都の内といへど、—・しき人の住みたるわたりにもあらず」〈玉鬘

  1. 表向きで堂々としているさま。れっきとしている。

    1. 「この魚、おのれら若かりし世までは、—・しき人の前へ出づること侍らざりき」〈徒然・一一九〉

  1. ふてぶてしくて、したたかである。

    1. 「あら、—・しや、盗人よ」〈謡・烏帽子折

[派生]はかばかしげ[形動]はかばかしさ[名]
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