ささ・ぐ【捧ぐ】
[動ガ下二]「ささげる」の文語形。
ささげ【捧げ】
[名] 1 ささげること。 2 伊豆諸島で、物を頭の上にのせて運ぶこと。ささぎ。 [接尾]助数詞。平安時代、捧げ物を数えるのに用いる。木や造花の枝に付けた一組みの捧げ物を「ひとささげ」という...
ささげ‐つつ【捧げ銃】
軍隊の敬礼の一。銃を両手でからだの中央前に垂直にささげ持ち、相手の目に注目する。また、その号令。
ささげ‐も・つ【捧げ持つ】
[動タ五(四)]両手で高く上げて持つ。また、うやうやしい態度で持つ。「御幣を—・つ」
ささげ‐もの【捧げ物】
1 神仏や貴人にささげる物。献上物。供物。 2 とりわけ大切なもの。「えもいはず美しき姫君—にしてかしづき給ふ」〈栄花・月の宴〉
ささ・げる【捧げる】
[動ガ下一][文]ささ・ぐ[ガ下二]《「さしあぐ」の音変化》 1 両手に持って目の高さより上にあげる。「優勝カップを高々と—・げる」「賞状を—・げてうしろにさがる」 2 慎みの心をもって、神仏や...
ほう【捧】
[名のり]ささげ・たか・もち 1 両手でささげ持つ。「捧持・捧呈・捧読」 2 両手で持ちあげるようにしてかかえる。「捧腹」 [名のり]ささげ・たか・もち
ほう‐じ【捧持】
[名](スル)ささげて持つこと。「遺影を—する」
ほう‐てい【捧呈】
[名](スル)ささげ持ってうやうやしく差し出すこと。敬意を示して物を贈ること。
ほう‐どく【捧読】
[名](スル)目の前に高くささげ持って読むこと。「誓詞を—する」