ねじ・れる【捩れる/捻れる/拗れる】
[動ラ下一][文]ねぢ・る[ラ下二] 1 細長いものが、くねり曲がる。ねじられた状態になる。「コードが—・れる」 2 気持ちが素直でなくなる。ひねくれる。素直なやり取りができない状態になる。「性...
ね・ず【捩づ/捻づ/拗づ】
[動ダ上二]「ね(捩)じる」(動ザ上一)の文語形。
ねん【捻】
[常用漢字] [音]ネン(慣) [訓]ひねる ねじる ひねる。ねじる。「捻挫(ねんざ)・捻出/腸捻転」 [難読]紙捻(こよ)り・捻子(ねじ)
ねん‐ぐん【捻軍】
中国、清末の華北におこった農民反乱軍。安徽(あんき)省北部を中心に活動していた遊侠の集団(捻子(ニエンツ))に窮乏した農民が加わり、太平天国軍の北伐を機に連合して1855年に蜂起。淮河(わいが)...
ねん‐ざ【捻挫】
[名](スル)手や足などの関節に無理な力がかかり、外れかかって靭帯(じんたい)や腱(けん)が損傷された状態。痛み・腫(は)れなどを伴う。「足首を—する」
ねん‐しゅつ【捻出/拈出】
[名](スル) 1 知恵をしぼって考え出すこと。「新しいアイデアを—する」 2 やりくりして、金銭・時間などをつくること。「旅費を—する」「時間を—して後輩に会う」
ねん‐てん【捻転】
[名](スル)ねじれること。ねじれて向きが変わること。また、ねじって向きを変えること。「からだを—する」「腸—」
ひねくり‐まわ・す【捻くり回す】
[動サ五(四)]「捻り回す」に同じ。「手にとって—・す」「あいさつ文の言葉を—・す」
ひね‐く・る【捻くる/拈くる】
[動ラ五(四)] 1 指先であちこちひねるようにする。さまざまにいじる。「ハンカチを—・る」 2 あれこれ理屈をつけて言いまわす。表現などに趣向をこらす。いろいろ考える。「—・った表現」
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ひねくれいっさ【ひねくれ一茶】
田辺聖子の長編小説。小林一茶の人生を描く。平成4年(1992)刊。翌年、第27回吉川英治文学賞受賞。